炭水化物は「栄養素の一つで糖質のこと」。
「ご飯」「パン」「デンプン」」と言い換えると分かりやすいです。
炭化物は「炭素と他の元素が化合して出来たもののこと」。
「炭化カルシウム」と言い換えると分かりやすいです。
炭水化物は栄養学的には糖質と食物繊維のことで、化学的には単糖や多糖のことをいいます。
炭化物は炭素に金属元素などが結合したものの総称です。
炭水化物はご飯やパンなどの主食に多く含まれているもので、消化されますと糖質になります
炭水化物は言葉が難しいのですが炭素に水つまり酸素と水素が結合した物になります。
糖は炭素、水素、酸素で化学的に表示出来るために炭水化物の代名詞として使われます。
主食などの炭水化物は体内に入りますとエネルギーとなる糖質と、エネルギーにならない食物繊維とになります。
なお、お砂糖は純粋な糖ですので摂りすぎに注意が必要です。
炭化物は炭素に金属元素などが結合した物質のことです
炭化物は周期表で炭素より左にあるナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属元素やカルシウムなどのアルカリ土類金属と結合したものをいいます。
代表例としましては炭化カルシウムや炭化ケイ素、炭化ホウ素などがあります。
化学的に非常に安定しているために硬い物質になります。
なお、炭化カルシウムは窒素肥料の元になります。
炭水化物も炭化物も炭素と他の元素が結合したものです
炭水化物は炭素に酸素と水素が反応してできたものの総称で糖の代名詞となっています。
炭化物も炭素に金属元素が結合して出来る物のことです。
炭水化物と炭化物は炭素が関係していることは共通していますが、言葉が似ていても全く異なる物です。
炭水化物は食べられエネルギーとなりますが、炭化物は食べられませんが肥料などになります。
炭水化物も炭化物も炭素の化合物です
炭素は水素と同様に自然界に多く存在し、多くの元素と結合して様々な物質を作ったり作られたりしています。
動物が生きるためのエネルギーとしての糖は炭素に水が結合して出来ています。
私達の主食や甘いものに多く含まれていますが、摂り過ぎますと肥満の原因になります。
炭化物は炭素に金属元素が結合したもので、肥料などの原料になります。