転居届は「元住んでいた地域内にて引っ越しをする場合に出す届け出のこと」。
近隣で引っ越しをする場合でも、住所は変わりますから、そのときに必要な届け出になります。
転出届は「元住んでいた地域を出て引っ越しをする場合に出す届け出のこと」。
割と距離が離れている地域に引っ越すようなケースにて出すのが転出届になるのです。
「転居届」の意味
転居届とは、元住んでいた地域から引っ越すときに、市区町村などが変わらない範囲で行う際に必要な届け出のことです。
住所は変わるとしても、同じ市区町村内で引っ越しをするときに出す必要があると言えます。
元の住所から比較的近い場所に引っ越しをする際には、この転居届というものを提出することになるので、覚えておきましょう。
「転出届」の意味
転出届とは、元住んでいた地域から引っ越すときに、市区町村などが変わるときに必要な届け出になります。
住所はもちろん変わりますけど、かなり大きく変わるようなケース、長距離の引っ越しをするようなケースで出すことになるのです。
地方から上京してくるときとか、転勤が決まったときなどで必要になることが多いと言えます。
「転居届」と「転出届」の用法や用例
「今回の引っ越しはかなり近い場所だから、また頻繁に会うことができそうだね。
ただ、役所に転居届を出さないといけないから、それを忘れないようにしないと。」
「転勤が決まって、かなり遠い場所に引っ越さないといけなくなってしまった。
それによって、転出届を役所に出さないといけないんだよな。
それがまた面倒なんだよね。」
転出届とともに転入届も必要になる
転居届と転出届は明らかに違いがあるものの、転出届の場合には転入届というものを出さないといけません。
転居届は引っ越し前と同じ市区町村なので、転入届はいりませんが、転出届の場合には引っ越す前の市町村に転出届を、引っ越し後の市町村に転入届を出さないといけないので、そこは覚えておかないといけないと言えるのです。