印象は「心の中に浮かんだ感覚のこと」。
いろいろな感覚を含めて、幅広く印象という言葉で表現することができます。
心象は「心の中に浮かんだイメージのこと」。
何らかのものの姿や形などのことで、外形的な部分を心の中でイメージしたときに心象という言葉を使うのです。
見たことがないものを想像するようなときに実際に浮かんできたものが心象です。
「印象」の意味
印象とは、心の中に浮かんだ感覚のことです。
感覚と言えるならばどんなものでも構わないと言えます。
嬉しい、悲しい、綺麗、汚いなど、いろいろな感覚というものがありますが、そういったものを幅広く対象にしており、実際に何らかの感覚が心の中に浮かんできたら印象という言葉を使用できます。
多くの人にとって、日常的に印象はいろいろなものが浮かんできているでしょう。
「心象」の意味
心象とは、心の中に浮かんでくる特定のものの姿や形のことです。
どちらかと言えば、そういったものを知っているわけではなく、なんとなくこういうものかな?というイメージをしたようなときに心象という言葉を使います。
だから、見たことがないけど、名前は知っているというものに関して、頭の中でイメージした姿こそが心象と言えます。
「印象」と「心象」の用法や用例
「この絵を見ていると、なんだか気分が晴れやかに感じられてくるな。
爽快感のような印象が心に浮かんできて、すっきりした感覚が芽生えてくると言えるんだ。」
「この前、友人が自分の彼女について語っていて、どういう容姿をしているのか?の特徴を話してきたんだが、その容姿に関しての私の心象は美人そのものだったんだ。」
印象と心象の違いは分かりやすい
印象は心の中に浮かんでくる感覚についてのことで、心象は心の中に浮かんでくるイメージのことです。
感覚とイメージという部分なので、そこが大きな違いとなります。
感覚に関しては幅広いですけど、どんなものでも良いとなっています。
イメージについては具体的な姿や形ということになりますが、こちらに関しても浮かんできたものならば何でも良いのです。