伝染病は「ある個体から別の個体に病原体が移動することにより、連鎖的に生じる病気のこと」。
個体から個体へと移動するという点がポイントで、結果的に多くの人や動物たちに蔓延しやすくなる特徴があります。
感染症は「病原体となる存在が生物の中に入り、そこで寄生をしていく中でどんどん増えていく病気のこと」。
こちらも結果的に多くの人や動物たちに蔓延しやすくなると言えるのです。
「伝染病」の意味
伝染病とは、人間や動物の個体から個体へと病原体が移動することによって、連鎖的に多数の人や動物で発症する病気のことです。
この伝染病は感染症の一種とされているので、そういう意味では感染症と同じとも言えます。
結果的に多くの人や動物の間で流行ることになるので、大きな被害が生まれることもあると言えるのが特徴なのです。
「感染症」の意味
感染症とは、ある病原体が生物の中に入り込み、そこで寄生して増えていく過程で発症する病気のことです。
人間や動物で発症する可能性がある病気ですが、感染症の1つには伝染病があるのです。
感染症に関しては有名な病名がいくつかあるので、知っている人も多いと思いますけど、種類がかなり多いです。
中には重症化しやすいものも含まれています。
「伝染病」と「感染症」の用法や用例
「伝染病というのは、日常の中ではあまり聞かないものだけど、衛生環境がよくない国では流行ったりすることがあるんだ。
そういう国に行くときには気を付けないといけないんだよね。」
「感染症は私たちの日常で存在しており、普通に生活しているだけで感染し、発症する可能性がある。
だから、感染症というのは常にリスクがあると思っておくべきなんだよ。」
伝染病は感染症の一種である
伝染病というのは感染症の一種となっており、似たようなところがあります。
どちらもより多くの人間や動物たちに蔓延する可能性があるので、社会的な影響が大きくなりやすいという部分も共通なのです。
人類だけではなく、他の動物にとっても脅威となるような病気だけに、こういった存在には気を付けていかないといけないと言えると思います。
