コガネムシは、幼虫の時に植物の根を食べて成虫となる昆虫で、園芸をする人たちにとっては厄介者に当たる昆虫。
カナブンは幼虫時に朽ち木を食べて成虫となる昆虫で、園芸をする人たちにとっても特に厄介者とはならない昆虫。
コガネムシ
コガネムシは、コガネムシ科コガネムシ属の昆虫です。
カナブンと比較すると、丸っこい形をしており、大きさは1センチメートルより大きい程度で、カナブンより小型になります。
色は緑色が多く、光沢がありきれいなムシです。
カナブン
カナブンは、コガネムシ科カナブン属の昆虫です。
形は頭の部分や胴体が四角っぽい形をしています。
大きさは2センチメートル程度と、コガネムシより大型になります。
色は緑色、茶色など様々ですが、コガネムシと同じく光沢があります。
コガネムシは害虫で、カナブンは害虫でない
コガネムシは、土に卵を産むので、幼虫の間は植物の根を食べて育ち、園芸をする人にとっては害虫になります。
これに対して、カナブンは、朽ち木などに卵を産むので、幼虫の間は朽ち木を食べて育ち、害虫とはなりません。
カナブンの無実はカブトムシが好きな子供しかわからない
園芸の好きな主婦の方は、カナブンを見て敵意を抱くと思いますが、植物の根っこを食べる幼虫や葉っぱを食べているきれいなムシは、カナブンではなくコガネムシなのです。
この事実を男のお子さんは知っているかもしれません。
お子さんはカブトムシやクワガタやを取りに行くときによく出くわすからです。