「この世に2つとないこと」、「1つしか存在しないもの」という意味があります。
唯一も無二も1つしかないという意味であり、同じ意味の言葉を組み合わせて四字熟語を作ったということになるのです。
唯一無二はこの世に2つとないという意味があることから、非常に希少性が高いということを示すときには便利な言葉であると言えます。
「唯一無二」の意味
唯一無二というのは、この世に2つとないという意味があります。
したがって、本当に1つしかないもの、希少性が高いものという意味で使うことを前提としています。
ただ、それ以外にもかけがえのないものという意味もあり、この場合には代替がきくものが他にも存在しているケースもありますが、それでも唯一無二という言葉を使うことがあります。
「唯一無二」の使い方
唯一無二という言葉は基本的にはこの世に2つとないものを表現するときに使いますが、実際はそうとは言えないものに使うことが多いです。
太陽のような確実に1つしか存在しないものではなく、例えばものすごく優しい人間に対して唯一無二という表現をすることがあります。
この人以外にここまで優しい人はこの世にいるはずがないと思っていても、実際はいるかもしれないのです。
「唯一無二」の例文
「僕は長い人生を歩んできましたが、ここまで気が合う人とは出会ったことがないです。
趣味や考え方などが自分と非常に似ており、自分の内面をそのままコピーした人間なんじゃないか？と思えてしまうのです。
まさに唯一無二の存在だと言えますし、彼と出会えてから非常に人生が楽しくなり、充実していると感じられるのです。」
唯一無二は1つしかないもの以外にも使う
唯一無二というのは、本来であれば世の中に1つしかないものに対して使う言葉です。
しかし、実際はそうとは言い切れないもの、そうじゃない可能性があるものに対しても使うことが多いです。
つまり、実際は1つではないが、そう感じさせるほどに希少性が高いという部分を強調させたいようなときに唯一無二を使うということがあるわけです。
