目の毒は「見ると害になるもの、欲しくなってしまうもののこと」。

両方の意味がありますから、ともに覚えておく必要があると言えるでしょう。

たまに見聞きする言い方です。

気の毒は「他人の不運などにおいて、自分も悲しくなること」。

他人がそういった状況にあるときに、自分も心を痛めるという意味で使います。

目の毒とは意味は違います。

「目の毒」の意味

目の毒とは、見ると害になるもの、欲しくなってしまうもののことです。

つまり、見るべきじゃないものという意味で使っていくことが可能となっているのです。

この言い方は知っている人は一応いますが、少数派になる可能性があります。

親しみを感じづらいと言える部分はあるのではないかと思われます。

自分ではあまり使わないでしょう。

「気の毒」の意味

気の毒とは、他人の不運などにおいて、自分も悲しくなることです。

目の毒に表記は似ていると評価できますけど、意味はちょっと違っているので、そこはちゃんと理解しておきましょう。

また、使用頻度に関しては、こちらの方が高くなっています。

気の毒という言い方はかなりメジャーであり、多くが知っており、使ったことがあると思われます。

「目の毒」と「気の毒」の用法や用例

「これに関しては、目の毒と言えるような状況であって、できれば見ない方がいいんじゃないかと思うんだ。

世の中にはそういった存在がそこそこ見られると言えるだろう。」

「今回の事故に関しては気の毒に感じられるが、正直言って、どういう言葉をかけてあげればいいか、全く分からない状況であり、個人的にはかなり困っている。」

目の毒と気の毒は意味で区別が可能

目の毒と気の毒は意味に関しては、きちんと区別ができると言えます。

似ている箇所もありますけど、異なっている部分もあるので、そこに関して覚えておくといいです。

また、知名度的には気の毒の方が明らかに高くなっています。

こちらはそこそこ見聞きする言い方になりますし、目の毒と比べたときには使用されやすい状況です。

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