不義理は「義理を欠くこと、借りたお金や物を返さないこと」。
ともに知っておいた方がいいですが、義理を欠く行動というのはいろいろなものがあるので、使える場面は多いです。
不誠実は「誠実ではないこと」。
行動などに対して誠実さを感じられないと言える場面で使いますが、不義理の意味に似ていると言えるのではないかと思われます。
「不義理」の意味
不義理とは、義理を欠くこと、借りたお金や物を返さないことです。
基本的には義理を欠いていると言える場面で使いますから、かなり多くのシーンにおいて使用できる可能性があります。
不義理に関しては、そこそこメジャーな言い方になるでしょう。
これを聞いたことがない人については、かなり少ないと言える可能性があるでしょう。
「不誠実」の意味
不誠実とは、誠実ではないことです。
何らかの行動などにおいて、そういう部分が感じられるシーンで使っていく言葉になると言えます。
誠実さが感じられない場面で使うので、不義理の意味にそれなりに近くなっていると言えるでしょう。
こちらも知名度は高く、多くが知っている表現になるのではないかと思われる状況と言えます。
「不義理」と「不誠実」の用法や用例
「不義理な人もいるが、世の中にはいろいろな人がいるからしょうがないと言える面もある。
人の性格のような部分は、一様ではないと言えるだろうから。」
「不誠実な対応をすると、どうしても周囲の評判が下がると言えるだろう。
だから、そういう部分を考慮したときには、できるだけ誠実な対応をしていくことが大切であると言えるんだ。」
不義理と不誠実は意味はそれなりに近い
不義理と不誠実は意味はそこそこ近いでしょう。
同じような表記となっていますし、そのうえで意味も似ているのです。
だから、区別しづらいと感じられる可能性もあるのではないかと思われます。
日常的に見聞きするケースは十分にありますが、不誠実の方が使用頻度は高くなると言える可能性があるため、きちんと覚えておきましょう。