小器用は「どんな物事においても、とりあえずは器用であること」。
基本的には器用であるという意味で使っていきますが、多くのケースで器用に振舞うことができるという点は重要です。
多才は「いろいろな才能があること」。
多くの方面において、才能を発揮することができるという意味で使っていく言葉になるので、小器用の意味に近いです。
「小器用」の意味
小器用とは、どんな物事においても、とりあえずは器用であることです。
上手と言えるかどうかは別としても、とりあえずこなすことができていると言えるケースで使います。
ポイントとしては、どんな物事においても、そういう状況が見られるという点です。
多くの物事に対応する力があると言えるようなケースで使っていくことができます。
「多才」の意味
多才とは、いろいろな才能があることです。
才能が多方面に存在している、多くの場面で才能を感じさせると言えるケースで使っていく言葉になります。
こういった言い方ができるケースはそれなりに多くありますし、意味に関しては小器用にかなり似ています。
しかし、一般的には多才の方がメジャーな言い方になるので、そこは覚えておきましょう。
「小器用」と「多才」の用法や用例
「小器用については、いろいろなケースで上手く対応することができ、とりあえずは器用に見せることができる状況だ。
そのような能力を持った人はたまには見かける。」
「多才であれば、どんな物事においても一定の成果を残すことができるはずだ。
だから、多くの分野で活躍することができるのではないかと思われる状況だろう。」
小器用と多才は意味はそこそこ近い
小器用と多才については、意味はそこそこ近くなっています。
同じようなシーンで使える状況でしょう。
意味が似ているという部分はしっかりと理解しておいた方がいいです。
でも、多才と比べて、小器用という言葉はマイナーであると評価できます。
知っている人はいるものの、かなり少数派であると評価できるのではないかと思われるのです。