争点は「論争などにおいて、焦点となっている部分のこと」。
何が原因で論争になっているかという意味で使う言葉になります。
そこそこ見聞きする言い方になります。
論点は「議論の中心となる部分のこと」。
議論をする際に、何を中心に話していくかという意味で使われる言葉になります。
争点の意味に似ていますし、意味においては区別しづらいです。
「争点」の意味
争点とは、論争などにおいて、焦点となっている部分のことです。
何らかの論争をしているときに、何が原因でそうなっているのかという意味で使っていく言葉になります。
争点に関しては、選挙などにおいても使われやすい言葉であり、選挙のたびにそういう言い方がされている状況です。
したがって、馴染みを感じやすい部分もあると言えます。
「論点」の意味
論点とは、議論の中心となる部分のことです。
議論をしているときに、その中心となるような話題やテーマといった意味で使うことができる表現になります。
このような言い方はたびたび聞かれると言える可能性があります。
聞いたことがある人はそれなりに多いのではないかと思われますし、自分で使ったことがある人もそれなりに多いでしょう。
「争点」と「論点」の用法や用例
「今回の選挙はいろいろな部分が争点となっているようだ。
したがって、有権者にとっては、どういう基準で投票先を選んでいくか、かなり迷う可能性があるだろう。」
「論点というのは、ときには曖昧になることがある気がする。
したがって、何かを議論しているときには、論点が何かという部分について、常に意識すべきであると言える。」
争点と論点は意味は割と似ている
争点と論点は意味はそこそこ近いという言い方ができるでしょう。
明らかな意味の違いはありません。
同じような場面で使っていくことができる可能性があるでしょうし、そこは理解しておいてほしいです。
ともにメジャーな言い方になりますから、知っている人が多いでしょう。
自身で使用する可能性も十分に考えられると言えます。