総覧は「全体を見渡すこと、関係事項をまとめたうえで、全体を見ることができる書物のこと」。
両方の意味があるので、ともに覚えておいた方がいいでしょう。
通覧は「全体的に一通り目を通すこと」。
総覧の一部の意味に似ています。
だから、同様のシーンにおいて使っていくことができるのです。
知名度は総覧の方が高いでしょう。
「総覧」の意味
総覧とは、全体を見渡すこと、関係事項をまとめたうえで、全体を見ることができる書物のことです。
複数の意味がありますが、たいていは後者の意味で使われると思われます。
総覧という言い方は知っている人、聞いたことがある人がかなり多いと思われます。
知名度は高いはずです。
しかし、自分で使うケースはあまり多くないでしょう。
「通覧」の意味
通覧とは、全体的に一通り目を通すことです。
総覧の一部の意味に似ている状況であり、同じような場面で使っていくことができるのではないかと思われます。
ただ、通覧という表現はややマイナーです。
総覧と比較したときには、知っている人は少ないのではないかと思われるので、そこに関しては頭に入れておいてほしい部分でしょう。
「総覧」と「通覧」の用法や用例
「これに関しては総覧に当たるものであり、情報量としてはかなり多くなっている。
だから、全部読むには相当な時間がかかると言えるんじゃないかと思うんだよ。」
「通覧をするにあたっては、それなりの手間が確実にかかるし、時間も必要になってくる。
だから、常にできるわけではなく、タイミングを選ばないといけない状況だ。」
総覧と通覧は同じような意味がある
総覧と通覧は同じような意味があります。
ともに全体を見渡す、一通り目を通すという意味があるので、両者は同じような意味で使っていくことができます。
これらの表現はたまに見聞きすると言えるものの、どちらかと言えば総覧の方が有名ではないかと思われます。
だから、そういう部分において、区別をしていくことができるでしょう。