暖色は「暖かい感じを受ける色のこと」。
「暖かい色」と言い換えると分かりやすい。
緑は「暖色でも寒色でもない色のこと」。
「中性色」と言い換えると分かりやすい。
「暖色」は「火や陽、熱」がイメージしやすい色になります。
色相では「赤、橙、ピンク、黄」などの「赤系統の色」を指します。
「緑色」は暖色よりの「中性色」になります。
「暖色」は「赤」及び近隣の色のこと
「暖色」は「純色の赤」や近隣の「オレンジや黄などの明清色、赤系の濁色、赤系の暗色」などを言います。
「赤」はどのように考えても「寒」のイメージはなく「暖、火、太陽、熱、暑」などのイメージの色です。
他のイメージには「比較的大きく見える、比較的近くに見える、情熱的、感情的に感じる、前面に出ているように見える、派手」などがあります。
「緑色」は暖色に近い中性色
「緑色」は暖色ではなく、暖色に近い「中性色」と呼ばれるものになります。
「緑色」の持つイメージは何か優しい印象を持つ色です。
昔より「若々しい色、成長的な色」に使われ、良く使われる色であったのです。
色相は「黄と青」の混合色で「暖色と寒色」の組合せのため、お互いに「暖と寒」が打ち消し合った色目となっています。
「緑色」は「暖色」と間違えやすい色
「緑色」はどちらかと言えば「若々しく躍動的」な色に感じますから、「暖色」ではないかと勘違いしそうです。
しかし、ハッキリとした「暖色」のイメージがないため、「暖色」には入らず比較的範囲の広い「中性色」になるのです。
英語では「グリーン」で外来語ですがほぼ日本語化になっています。
「芝生は緑色の絨毯」「緑化運動」などの言葉があります。
「暖色」と「緑色」とは
「暖色」は「純色の赤色、赤系の清色、赤系の濁色」を言います。
イメージは「火、陽、熱、情熱的、感情的、派手、比較的大きい、比較的近い、前進」などになります。
「緑色」は暖色の黄色と寒色の青色の混合色のため、打ち消しあった「中性色」と呼ばれるものになります。
代表的なイメージは「若さ、若葉、安全」などになります。
