理事は「組織や団体を代表したうえで、事務を処理していく人のこと」。
理事という表現は多くが知っているはずなので、知名度はかなり高いと言えると思われます。
事理は「物事における道理や筋道のこと」。
理事と表記は似ているものの、意味は異なっていると言えるでしょう。
そういう部分で区別をしていくことができると言えます。
「理事」の意味
理事とは、組織や団体を代表したうえで、事務を処理していく人のことです。
特定の組織や団体に所属していて、主に事務をこなしていく人に対して使っていく言葉になります。
理事会や理事長といった表現はかなり有名ですし、多くが聞いたことがあるのではないかと思われます。
でも、自分で使用する機会はあまり多くないと思われます。
「事理」の意味
事理とは、物事における道理や筋道のことです。
こういう意味で使うことができるため、何気ない場面で使用できると言えますが、こういう言い方を実際に使う機会はほとんどないでしょう。
事理という言い方は知名度が低いため、知っている人が多くないですし、他に同じような意味の言葉がいくつかあるので、そちらが使われやすいです。
「理事」と「事理」の用法や用例
「理事というのは特定の組織などの代表でありながら、事務などをこなしていく必要があると言える。
したがって、実はかなり大変な立場であると言えるはずだ。」
「事理に関しては常に意識しておきたいものだ。
そういった部分が頭にないと、どうしても自分の都合のいいような主張ばかりをする状況になってしまうかもしれないから。」
理事と事理は知名度に違いがある
理事と事理は意味も異なっていますが、知名度に大きな差があると言えます。
理事はいろいろな機会で見聞きする言葉であり、多くが知っていると言えるはずです。
しかし、事理はあまり知られていませんし、ほとんど使われない言い方になる可能性が考えられます。
だから、両者はそういった部分において区別をしていくことができるのです。