順気は「順調と言える気候や気分のこと」。
天気や気持ちの部分に対して使っていくことができる表現になります。
あまり有名な言い方ではないです。
順天は「天の道に従って背かないこと」。
こういった意味の言葉になるため、順気とは意味が異なっています。
表記は似ているものの、意味に関しては違いがあるので、そこは理解しておきましょう。
「順気」の意味
順気とは、順調と言える気候や気分のことです。
それなりに天気や気持ちの部分が優れている、良好な状況であると言えるようなシーンで使っていく言葉になります。
日常的に使用できる場面はそれなりに多くありそうですけど、実際にこの言葉を使用する機会は多くないでしょう。
あまり知名度は高くないので、知らない人が多いはずです。
「順天」の意味
順天とは、天の道に従って背かないことです。
このような意味なので、順気とは意味が違っている状況です。
なんとなく似ている雰囲気の言葉に思える人もいるかもしれないですけど、実際は意味が異なっているので、そこは知っておきましょう。
順天に関してもそんなに有名ではないので、見聞きするシーンはそんなに多くないでしょう。
「順気」と「順天」の用法や用例
「今日に関しては順気と言えるような天気が続いている。
雨が降りそうな雰囲気は全くないし、運動会の当日としてはかなり理想的な空模様であると評価できるんじゃないかな。」
「順天という意識を普段からきちんと持っている人というのはあまり多くないだろう。
しかし、そういう意識を持っておくことは大切と言えるんじゃないかな。」
順気と順天は意味で区別ができる
順気と順天は表記はそれなりに似ていますけど、意味は同じではありません。
したがって、両者はそういう部分で違いを感じやすいと言えるはずです。
ともにそんなに有名な表現ではありませんから、日常生活で見聞きする可能性はあまり高くないでしょう。
だから、どうしても馴染みを感じづらい表現と言えるのではないかと思われます。