運動会は「主に小学校で行われる運動に関する行事のこと」。

教師が中心となって行事を運営していくところに特徴があります。

体育祭は「主に中学校や高校で行われる運動に関する行事のこと」。

生徒が中心となって行事を運営していくところに特徴があります。

つまり、運営主体が教師か、生徒かによって呼び名が変わるという点が違いになるのです。

「運動会」の意味

運動会というのは、主に小学校で行われる運動に関する行事で、教師が運営の主体になる点が特徴です。

したがって、教師がプログラムや各競技における出場選手の選考を行うなどの状況になっている点が特徴です。

教師が運営にあたるということで、児童らに決定権などがあまりなく、学校側が主導的にやっていくという意味合いが強いのです。

「体育祭」の意味

体育祭というのは、主に中学校や高校で行われる運動の行事のことです。

生徒らが主体となってプログラムなどを考えていき、各競技の出場選手の決定に関しては、一般的にはクラスごとに決められた体育祭実行委員のような生徒がかかわることになります。

そして、応援の仕方などに関しても生徒が自主的に決めて、チームごとにスタイルが異なるなどの特徴があるのです。

「運動会」と「体育祭」の用法や用例

「小学校の運動会ではリレーの選手になりたかったのだが、体育の授業のときに測ったタイムなどをもとにして先生が決めたらしく、僕は選ばれなかった。」

「中学校の体育祭はそれぞれのチームごとにカラーが出ていて、その違いを見るのも楽しみの1つだ。

それに僕は体育祭実行委員によりリレーのメンバーに選ばれたから、そっちも頑張ろう。」

運動会と体育祭の違いは運営主体の問題

運動会と体育祭の違いというのは、基本的には運営主体です。

小学校で行われる運動会は学校が企画運営することになり、中学校以降で行われる体育祭については生徒が主体となって企画運営を行います。

ただ、体育祭においても学校はかかわってきますし、練習などでは学校の意向も関係してくるので、体育祭でも学校が主体となる面は少なからずあるのです。

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