民兵は「緊急時のみ兵士として活動する人たちのこと」。
普段は兵士ではないものの、特定のシーンのみ兵士として活動する、武装集団に加わるようなケースで使う言葉です。
義勇兵は「自発的に軍に参加する人たちのこと」。
軍人ではない人たちが、一時的に軍に参加して戦うようなケースで使います。
民兵の意味にやや似ていると言えます。
「民兵」の意味
民兵とは、緊急時のみ兵士として活動する人たちのことです。
特定の場面のみ兵士となって戦うという意味の言葉です。
つまり、通常は兵士ではないという意味になります。
通常時は別の仕事などをしていることが多いので、そこはポイントになるでしょう。
あまり有名な言葉ではありませんし、知らない人も多くいると言えるでしょう。
「義勇兵」の意味
義勇兵とは、自発的に軍に参加する人たちのことです。
こちらも通常は軍人ではないという前提で使っていく言葉になりますから、意味は民兵に似ていると言えるでしょう。
でも、一般的には義勇兵の方が有名であると評価できます。
義勇兵は頻繁に見聞きする言葉ではないものの、知っている人は割と多くいると思われる状況なのです。
「民兵」と「義勇兵」の用法や用例
「普段は民間人として活動しているものの、特定の場面だけ兵士として活動する人たちを民兵と呼ぶ。
こういう人たちはほとんどいないが、中には存在している状況なんだ。」
「戦闘に参加している人たちの中には義勇兵と言える人たちもいる。
したがって、彼らはプロの軍人ではなく、普段は民間人として生きていると評価できるのだろう。」
民兵と義勇兵は意味がそれなりに似ている
民兵と義勇兵に関しては意味は割と似ています。
どちらも普段は戦うことを職業としていない状況において、一時的に戦いに参加するようなケースで使っていく表現になります。
だから、これらの言葉は明らかな意味の違いはない状況です。
でも、一般的には義勇兵の方がメジャーな言い方になるので、そういう部分では区別ができると言えます。