皆兵は「みんながすべて兵役に服する義務があること」。
国民皆兵といった言い方が特に有名です。
日常的にはほとんど見聞きしない言葉ですが、知っている人は多いでしょう。
徴兵は「国が国民に対して兵役の義務を課すこと」。
徴兵制が敷かれている国は実際にありますから、そういった部分に関して馴染みを感じやすいケースもあります。
「皆兵」の意味
皆兵とは、みんながすべて兵役に服する義務があることです。
国民皆兵という言い方をしていくケースが実際にありますが、皆兵という言葉が使われる機会は多くありません。
どうしても日常的に使われる表現ではないため、見聞きするシーンはかなり少ないですし、馴染みは感じづらいという言い方ができるのではないかと思われます。
「徴兵」の意味
徴兵とは、国が国民に対して兵役の義務を課すことです。
状況としては皆兵にかなり近いので、同じような意味の言葉であると言えるでしょう。
一般的には徴兵の方が有名な言い方になると思われます。
したがって、使用頻度に関しては差が存在していると言えるのです。
意味では区別はしづらいものの、こういった部分では区別ができます。
「皆兵」と「徴兵」の用法や用例
「国によっては国民皆兵の制度が存在しているケースがある。
そういう国の場合には国民全員が兵役につかないといけないわけだ。
それだけ生活が大変な面があると言える。」
「徴兵制が存在している国においては、一定期間兵役の義務をこなすことになる。
徴兵制が存在していない国に住んでいる人にとっては、どうしても馴染みが感じられない。」
皆兵と徴兵は意味がやや似ている
皆兵と徴兵に関しては意味はそこそこ似ていると言えるでしょう。
どちらも国民が兵役の義務に服する必要性があるような場面で使う表現になります。
したがって、意味に関してはそんなに大きな違いはありません。
ただ、使用頻度としては徴兵の方が高いはずです。
皆兵という言葉を見聞きするシーンはそんなに多くないと思われます。