真に受けるは「本当のことであると信じること」。
嘘を言っていると言えるようなシーンで使われる言葉です。
嘘を本当であると信じている場面で使う言葉なのです。
鵜呑みにするは「特に深く考えることなく信じること」。
相手の言っていることなどに関して、真実であるかなどを気にすることなく、その通りだと思ってしまうケースで使う言葉になります。
「真に受ける」の意味
真に受けるとは、本当のことであると信じることです。
本当のことであるとは言い切れない、疑わしい状況であっても、本当であると信じ込んでいるケースで使います。
たいていは自分ではなく、周りの人たちが使用する傾向にあります。
それなりに有名な言い方なので、知っている人は多くいるのではないかと思われる状況でしょう。
「鵜呑みにする」の意味
鵜呑みにするとは、特に深く考えることなく信じることです。
意味としては真に受けるにかなり似ていると言えます。
明らかな意味の違いはないと評価できるでしょう。
また、知名度に関しても似ている状況となっており、使用頻度も同じくらいではないかと思われるので、そういう部分でも区別はできないと言える可能性が高いです。
「真に受ける」と「鵜呑みにする」の用法や用例
「あの人はすぐ人の言うことを真に受けるような印象だ。
ああいった状況だと、どんな嘘でも信じてしまいそうで、周りの人たちも心配する状況ではないかな。」
「あの人の言っていることは鵜呑みにしない方がいい。
別に嘘を言っているとは思わないけど、確かな根拠があったわけではないから、事実とは違う可能性も十分にあるはずだ。」
真に受けると鵜呑みにするは意味が似ている
真に受けると鵜呑みにするに関しては意味は割と似ています。
どちらも相手の言っていることを簡単に信じると言える場面で使っていく言葉になるのです。
したがって、両者は意味では区別しづらいと言えるのではないかと思われます。
ただ、使用頻度も同じくらいと言えると思われるので、そういう部分でも違いはほぼないと言えるはずです。