自分は「その人自身のこと」。
その人にとって自身という意味になります。
自分という言葉は一人称としても使えるので、いろいろな機会で見聞きするでしょう。
自己は「自身のこと」。
意味としては自分にかなり近いと言えるでしょう。
自分と同じような場面で使うことができます。
ただ、自己という表現はややマイナーであると言えるはずです。
「自分」の意味
自分とは、その人自身のことです。
特定の人にとって自身を表す言葉が自分なので、各自が自分という言葉を使うことができます。
自分という表現は非常に知名度が高く、これを知らない人はほとんどいないと思われます。
実際に使用する機会もたまにはあると思われるので、馴染みを感じることも割としやすいのではないかと思われます。
「自己」の意味
自己とは、自身のことです。
こういう意味なので、自分と特に意味は変わらない状況であると言えるでしょう。
でも、自分と比べると、自己という言い方に関しては使われる機会はあまり多くありません。
知名度はそこそこ高いと言えるはずですけど、実際に使用するシーンはそこまで多くないので、そこは知っておくといいでしょう。
「自分」と「自己」の用法や用例
「自分のことは自分が最もよく知っていると言えるだろう。
他人が知っている部分というのは、実はほんの一部であり、その人の全部を知っているケースはまずないはずだ。」
「自己評価をするときには、どうしても甘くなりがちであると言える。
基本的には自己に対する評価を厳しめに行える人というのは少ないと思われるからだ。」
自分と自己は意味はかなり似ている
自分と自己はともにその人自身を表す言葉であると言えます。
したがって、意味の違いはそんなにありません。
同じようなケースで使うことができるはずです。
ただ、使用頻度で言えば、自分の方がどうしても高くなります。
相対的に自己という言葉は使用されづらいと言えるので、そういった部分の違いは覚えておくといいと思われます。