酸化は「物質に酸素が付いて起きる現象のこと」。

「錆」と言い換えると分かりやすい。

塩化は「物質に塩素が付いて起きる現象のこと」。

「塩化物」と言い換えると分かりやすい。

水酸化は「物質に水酸基が付いて起きる現象のこと」。

「強アルカリ」と言い換えると分かりやすい「酸化、塩化、水酸化」と言う言葉はすべて化合物が出来る現象のことを言います。

「酸化」は燃焼や錆、食品劣化などのこと

「酸化」はものが酸素と結びついて燃える現象のことも言います。

また、金属表面に起きる錆現象も「酸化」の一つです。

食品が劣化することも「酸化」と言えます。

「酸化」は酸素が物質に付く現象と言えます。

化学物質は酸素と化合して様々な「酸化化合物」を作ります。

人間も体内で酸化現象があり、老化をすると活性酸素が増えてきます。

「塩化」は物質に塩素が付く現象のこと

「塩化」は塩素の化合物が出来る現象です。

「塩化ナトリウム」は食塩で、ナトリウムに塩素が付いたものになります。

厳密には純粋な化合物の「塩化ナトリウム」と不純物がある「食塩」とは異なります。

「塩化~」や「ポリ塩化~」など多くの化合物が存在をしています。

温泉にも塩化物泉があり、いわゆる「ナトリウム温泉」のことで、塩分を多く含む温泉です。

「水酸化」はアルカリ金属水溶液ではアルカリ性

「水酸化」は-OHを含む化合物が作られる現象です。

-OHを含む水溶液は概ねアルカリ性を示します。

代表的な「水酸化合物」には「水酸化ナトリウム=NaOH=苛性ソーダ」があり強アルカリ性を示します。

「水酸化化合物」は両性を示し、酸のものやアルカリのものがあります。

アルカリ性となるものはナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属との化合物を含む水溶液になります。

「酸化」と「塩化」と「水酸化」とは

「酸化」と「塩化」と「水酸化」とはそれぞれ「酸素、塩素、水酸基」などと化学反応により化合物となる現象のことです。

酸性、中性、アルカリ性はそれぞれの水溶液のPH値によります。

普通は「酸化物水溶液」は酸性を「水酸基水溶液」はアルカリ性を示すことが多いのですが、「塩化物水溶液や水酸化水溶液」は両性を示します。

あくまでも化合物が水に溶解する場合に限られます。

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