古河市は「茨城県の最西端に位置する都市のこと」。
「茨城県」と言い換えると分かりやすい。
古賀市は「福岡県の都市のこと」。
「福岡県」と言い換えると分かりやすい。
どちらも「こがし」と発音します。
名前の由来は全く異なりますが、名前が同音であるのは偶然の一致と言えます。
関東と九州ですから混同のリスクは少ないと思われます。
「古河市」は関東平野の真ん中の都市
「古河市」は茨城県の西に在り関東平野のほぼ真ん中に位置する都市です。
江戸時代には日光街道の古河宿として栄えました。
現在の人口は約14万人です。
茨城県内では東北本線の最初の駅となり一層繁栄をしました。
利根川や渡良瀬川などが流れています。
昔より編入や合併があり、平成には総和町や三和町と合併し現在の「古河市」となったものです。
「古賀市」は九州の都市
「古賀市」は福岡県に有り玄界灘に面しています。
福岡市のベッドタウンの性格が強い街です。
鹿児島本線や九州自動車道が通っています。
舩原古墳や薬王寺温泉、古賀神社、むしろうち菜の花畑などがあります。
西は玄界灘と松原と砂丘地帯が広がり、東は三郡山地や犬鳴産地が連なります。
特産物には苺、清酒、和菓子、ネーブル、麦菓子などがあります。
「古河市」と「古賀市」の名前の由来とは
「古河市」は万葉歌碑に「許我=こが」の渡しとあることに由来しています。
室町時代には古河氏の本拠地、江戸時代は古河藩が置かれました。
渡良瀬川は江戸川に通じていることから江戸への水運がありました。
「古賀市」は筑紫地方で水路のことを「古賀」と言っていたことに由来します。
渚に平行に通る水路を「通り古賀」と言います。
「古河市」と「古賀市」とは
「古河市」は茨城県西部に位置する都市です。
関東平野の真ん中にあり、利根川や渡良瀬川があります。
人口14万人の中堅都市になります。
国道4号バイパスが通っていますが、高速道路はありません。
地名は「許我の渡し」から来ています。
「古賀市」は九州の福岡県の都市です。
玄界灘に面し松原と砂丘があります。
地名は「水路の通り古賀」から来ています。