ハロウィーンは海外からやってきた行事で、今や日本でもすっかり定着していますね。

ちなみに「ハロウィン」と「ハロウィーン」の2通りの呼び方がありますが、
「ハロウィーン」と伸ばすのが、より正しい発音になります。

本題ですが、あなたはハロウィーンが何の為にあるものなのか、
由来をちゃんと知っていますか?
ただの収穫祭やかぼちゃ祭りではありませんよ?
ハロウィーンについて説明しましょう。

ハロウィーンの原点は古代のアイルランド

ハロウィーンは、さかのぼると古代のアイルランド、ケルト神話(民話)が原点になります。

ケルト神話の中の概念は、のちのイギリス、ひいてはヨーロッパ中~今では世界中に伝わっているのです。

「ケルト神話なんて読んだことないし知らないよ?」とあなたは仰るかもしれません。

でも妖精や魔女、おばけ、神様はわかりますよね。

これらの概念こそ、ハロウィーンの根底にあるものなのです。

妖精や魔女の存在はケルト神話からきている

特に欧米の人々にとっては、妖精や魔女といったこれらの存在は、
ごく自然で身近なもののようです。

私たち日本人にとっての“仏様や日本の神様”とそう変わらないのではないでしょうか。

ケルト神話においては、これらの妖精や魔女達諸々の存在は、皆魔力、霊力といったものを持っています。

その魔力や霊力が1年のうちで最も強くなる時期というものが2回あります。

その1つは「夏至」、そしてもう1つが10月31日「ハロウィーン」といわれています。

ハロウィーンの仮装にも意味がある

ハロウィーンには、人間界と霊界をつなぐ扉が開かれるとされています。

日本にもお彼岸やお盆がありますよね。

ハロウィーンは、亡くなった人の霊とともに、妖精、精霊、悪魔、
悪霊達が人間の住む世界になだれこんでくる日なのです。

もし自分たち人間が、そんなおばけ達に出くわしたらどうなるでしょう。

食べられてしまうかもしれません。

そうならない為にするのが、おばけの仮装です。

可愛い妖精の仮装でもいいですが、全体的にちょっと怖いゾンビなどの仮装が多いのは、
おばけの仲間と思わせる為のカモフラージュなんです。

ちゃんと意味があるのです。

まとめ

他にトリックオアトリートの習慣は有名ですね。

「収穫祭」の名目は、ハロウィーンがアメリカ(キリスト教圏)に伝わった際に、
ケルト神話を異教とみなしたアメリカ側が後からとってつけた名目らしいですね。

日本の若人達は、お祭り騒ぎもいいですが、そこに何の意味があるか、
妖精やおばけ達を身近に感じてみてはいかがでしょうか。

すると、より楽しいものになりますね。

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