一般職は、「事務やお客様の対応をする仕事」。
つまり、仕事内容がある程度決まっている仕事であり、残業が少ないです。
総合職は、「営業や企画、広報など様々な部門を経験しながら働く仕事」。
つまり、一定期間が経つと別の部門に配属され働く仕事であり、仕事が山場を向かえると残業が多くなる日もあります。
両者の違いは、仕事内容と雇用条件です。
「一般職」は、事務やお客様の対応をする仕事
一般職は、事務やお客様の電話対応、窓口対応が主な仕事です。
給料と昇給は少ないです。
また、出世コースからは外れており、男女平等の法律はあるが、現実は女性が採用される場合が多いです。
給料が上がりづらい代わりに残業が少なく、転勤がないです。
だから、近年、出世に興味がなく、仕事に価値を見出す必要性を感じない安定志向の男性にも人気の職業です。
「総合職」は、営業や企画、広報など様々な部門を経験しながら働く仕事
総合職は、いわゆる出世コースを歩む人達です。
若い間に様々な職種を経験させて、ある程度キャリアを積んだら部下を束ねる立場に任命されて特定の部門に配属されます。
総合職は、給料や昇給、ボーナスが高いです。
その代わり、転勤があり仕事量が多いです。
柔軟性と忍耐が必要な仕事なので仕事に価値を見出せる人や、出世を望む人に向いている仕事です。
「一般職」と「総合職」の人気の比較
現在の20代の人には、一般職が人気です。
高度経済成長期は、長く働くほど給料が多く、終身雇用が約束されていました。
しかし、現在は長く働こうが働かなくても給料は上がらず、仕事量だけが多い状態です。
そして、最大の変化は仕事に対する考え方です。
仕事に価値を見出す必要性を感じず、仕事(嫌いなこと)とプライベート(好きなこと)をきっちり分ける考え方をする人が増えたからです。
仕事に対する新しい考え方
先ほど述べた仕事とプライベートをきっちり分ける考え方でなく、仕事とプライベートを区切らない考え方の人がいます。
簡単に言うとワーカーホリック(仕事中毒)の人達です。
しかし、本来のワーカーホリックの定義とは違い、日本では仕事が好きだからプライベートと分ける必要がないという意味で使用されています。
このような考え方の人も増えています。