歴史は「人間社会が経てきたこれまでの変遷の姿や記録のこと」。
過去のことをひっくるめて歴史と言うこともあります。
また、学校で習う科目として歴史という表現を使うこともあるのです。
青史は「紙のなかった時代において、青竹の札に文字を記録すること」。
こういった行為を指していたわけですが、現代では歴史そのものを指す言葉となっています。
「歴史」の意味
歴史とは、人間社会が経てきたこれまでの変遷の姿や記録のことです。
基本的には人間の社会そのものに対して使っていくものですが、それ以外の場面でも歴史という言葉を使用することは可能です。
でも、どういったものに使用するかはともかくとしても、過去に対して言及していくのが歴史という言葉の特徴になるため、そこは覚えておいてほしいです。
「青史」の意味
青史とは、紙のなかった時代において、青竹の札に文字を記録することです。
紙のなかった時代にはそうやって人類の社会における推移や変遷の記録をしていたわけです。
これは現代で言えば歴史に相当するものであり、歴史そのものと言ってもいい状況でしょう。
でも、青史という言葉は相当マイナーなので、これを知っている人はほぼいないと思われます。
「歴史」と「青史」の用法や用例
「人類の歴史は非常に長い。
それこそ紀元前まで含めたら、どれだけの長さになるのだろうか。
私たちは学校で歴史を習うが、人類の歴史のうちのほんの数ミリ程度の内容でしかないと思うんだ。」
「昔は竹に日常のことや世間のことを記録していた。
本来であれば、紙などに記録するのだろうし、現在ではデータ化するんだろうけど、当時はそういう青史として記録するのが当たり前だったんだよね。」
歴史と青史は関係している言葉と言える
歴史は人間社会がこれまでどのような変遷を経てきたかについての言葉ですけど、青史は紙がなかった時代に人間社会などの変遷を竹に記していたという言葉になります。
歴史は考え方で、青史はそのための方法という意味で使えるでしょう。
したがって、両者はそういう部分で一応関係性が見出せるという状況になると思われるのです。