小刀は「小型のナイフのこと」。
主に西洋で普及しているナイフのような、小型の刀に対して使われる言葉です。
したがって、小刀が意味するものは日本のものではないと言えるわけです。
短刀は「およそ30cm未満の日本刀のこと」。
つまり、大して長くない日本刀に対して使われます。
こちらは日本の刀に対して使用される点が特徴になります。
「小刀」の意味
小刀とは、小型のナイフのことです。
ただ、ここで言うナイフというのは、西洋で見られるような刀という意味なので、日本ではやや馴染みがない存在とも評価できます。
実際、小刀という表現についても馴染みは感じづらいと思われます。
刃物の名称としてはややマイナーなので、見聞きしたり、使ったりするシーンはかなり少ないと思われます。
「短刀」の意味
短刀とは、およそ30cm未満の日本刀のことです。
こちらは日本刀を指しているため、その点において、小刀とは区別されます。
小刀は西洋のものを指していますが、短刀は日本のものを指しているので、そこは区別しやすい点になるでしょう。
実際、小刀よりも短刀の方が言葉としても有名で、よく使われやすいと言えるため、日本人には馴染みが感じられるでしょう。
「小刀」と「短刀」の用法や用例
「小刀というのは見た目は小さいけど、それなりに切れ味が鋭そうなナイフに見えるんだよな。
しかもそこそこかっこいいんだ。
でも、日本ではあまり見ないデザインという言い方もできる。」
「短刀は日本刀がもとになっているから、見た目的には日本人には馴染みがあるだろう。
でも、小さいからどうしても迫力はないかもしれないね。
切れ味はありそうだけど。」
小刀と短刀は雰囲気に違いがある
小刀と短刀は見た目的には似ている面があると言えるでしょう。
しかし、小刀は西洋のナイフがもととなっており、短刀は日本刀がもとになっているので、両者はそういう部分で違いがあると言えます。
だから、微妙な部分ではありますが、見た目の雰囲気に関して違いを感じやすいと言えるはずです。
そこを覚えておくといいでしょう。