記入は「決まった場所に文字・数字・記号・マーク・文章などを書き入れること」。
「書き入れる」と言い換えると分かりやすい。
記載は「文書に書き表すこと」。
「掲載」と言い換えると分かりやすい。
記述は「文章で書き表すこと」。
「説明文」と言い換えると分かりやすい。
書く対称は「記入」「記載」は書くもの全般を、「記述」は文章となります。
「記入」は主に書式の空欄に書き入れることです
「記入」は「記し入れる」を意味し、自由に書くことや特に定められた書式やフォーマットの空欄に文字・数字・記号・マークなどを書き入れることです。
書き込む対象はテスト用紙回答欄、役所などの提出書類、業務の報告書、調査で書くマークシート、各種アンケート、日記、メモなど多岐に亘ります。
書き込むものは文字全般や数字などになります。
「記載」は文書に載せることです
「記載」の「載」は「のせる」ですから「記載」は文書などに書き込むことや書き込まれたことになります。
「学歴や職歴は履歴書に記載しなければなりません。
」「新聞記事に珍しく記載ミスが見つかりました」「当選したので名前が専門雑誌に記載された」「叙勲者の氏名は官報や新聞などに記載されます」「クラス会名簿に記載された女性の姓は皆変わっていた」などと使います。
「記述」は文章にして書き込むことです
「記述」の「述」は「口述・論述・陳述・著述・供述」などと使われ、あることにつき考えをいろいろな手段で述べて説明することですから、「記述」は考えを書き記すことで説明をします。
たとえば「2次試験は記述式になる」「50字以内で簡潔に記述せよ」「記述文は面倒だ」「記述された説明内容に間違いはありませんか」などと使います。
「記入」は書くこと全般を意味し、「記載」は文書に載せること、「記述」は文章で説明することです
「記入」は「記し入れる」ことで、書き込む行為を意味しますから書くものが単語であろうとなんであろうと構いません。
「記載」は「記し載せる」ことですから、本や新聞、雑誌、公文書などに名前や文章を載せることや載ることです。
「記述」は「記し述べる」で説明することなりますから、書き込む内容は文章表記でなければなりません。