手こずるは「扱いに困ること、処置に手間を要し、すんなりとは解決できないこと」。
何かに対処するにあたって手間や時間が多くかかってしまうシーンで使う言葉と評価できます。
手を焼くは「処置に窮すること」。
意味は手こずると大して変わらない状況となっており、意味において区別することは厳しいと言えるので、そこは覚えておくべきでしょう。
「手こずる」の意味
手こずるとは、扱いに困ること、処置に手間を要し、すんなりとは解決できないことです。
解決に至るまでに長い時間を要する、多くの手間を必要とするような状況で使っていく表現になります。
割と多くの人たちが使用する表現なので、見聞きしたことがある人は非常に多くいるはずです。
そして、手こずる経験に関しても多くが馴染みを感じられるでしょう。
「手を焼く」の意味
手を焼くとは、処置に窮することです。
要するに処理に困るといった状況なので、手間や時間がかかると言えますし、手こずると同じであると言えるでしょう。
手を焼くという言い方は多くが使うものですから、誰もが知っている、使用したことがある表現になると言えます。
馴染みを感じやすいという点は確実に存在しているはずなのです。
「手こずる」と「手を焼く」の用法や用例
「この問題は思った以上に手こずるな。
最初はすぐに解けると思ったんだけど、実際に始めてみると数十分くらいかかって、かなり難問だった気がするんだよね。」
「子供は基本的に手を焼く存在だけど、うちの子供は本当にその傾向が強い気がする。
他の家庭の子供はどんな感じなのか、非常に気になってくるけど、案外同じような状況なのかもしれない。」
手こずると手を焼くは同じような意味
手こずると手を焼くに関しては、両者ともに同じような意味となっています。
どちらも何らかの物事に関して処理するのに手間取る、大変であるという意味で使っていきますから。
したがって、意味の違いはあまりありません。
これらの言葉はともに日常生活で使用するものですから、しっかりと頭に入れておいてほしいと言えるでしょう。