「間もなく」と「只今」の違い・意味と使い方・由来や例文

間もなくは「わずかな時間を置いてという意味のこと」。

すぐに何かが起きる、特定の状況になるといった意味で使われる言葉になります。

かなり有名な表現でしょう。

只今は「かなり近い過去を含んだ今のこと、帰宅したときの挨拶のことです」。

ほぼ今を示す言葉という意味では、間もなくに近いです。

しかし、それとは違う意味もあります。

「間もなく」の意味

間もなくとは、わずかな時間を置いてという意味のことです。

つまり、すぐにという言い換えができる言葉であり、特定の出来事が近い未来において起きるといった意味になります。

間もなくという表現はいろいろな人が実際に使っており、普段の生活の中で何度も聞いている可能性が高いです。

したがって、誰もが馴染みを感じられると言えるでしょう。

只今とは、かなり近い過去を含んだ今のこと、帰宅したときの挨拶のことです。

どちらの意味でも使っていきますが、前者の意味については間もなくに近いです。

ただ、帰宅したときの挨拶という全く違う意味でも使うことがあるので、そこは頭に入れておきましょう。

こちらの只今については日常的に誰もが使っているので、馴染みは感じやすいはずです。

「間もなく授業が始まるはずなんだが、先生が全然こないな。

これはもしかしたら自習という状況になるかもしれない。

そうなれば、大分楽なんだがどうだろうか。」

「只今かなり疲れている。

少し前から疲れはかなり感じていたんだが、その疲れがピークになった感じで、すごいやばい雰囲気に感じられる。

今日の仕事終えられるかな。」

間もなくと只今は今にかなり近い意味と言えます。

間もなくは特定の何かが今まさに始まろうとしている状況であり、只今は今まさに何かが起きている、そういう状況になっているという意味で使うのです。

だから、両者はかなり共通点があると言えるでしょう。

ただ、只今については帰宅したときの挨拶としても使うことがあるので、そこは覚えておきましょう。