巻き添えは「他人の引き起こしたことから迷惑や損害を被ること」。
他人が原因となって、自分に損害が生じるようなケースで使っていくのです。
よく使われる表現と言えます。
流れ弾は「特定の場面に居合わせてしまったことが原因で、災難を被る状況のこと」。
自分が原因ではない出来事によって災難に遭うという意味では、巻き添えにかなり近い意味と言えます。
「巻き添え」の意味
巻き添えとは、他人の引き起こしたことから迷惑や損害を被ることです。
他人が原因になって起きた問題について、自分も巻き込まれるといったケースで使っていきます。
本来であれば、関係ない人に被害が及ぶことはないものの、そういう状況が実際に生じたときに使用するので、理不尽さを感じやすいでしょう。
でも、こういう言葉に該当するシーンは日常生活において普通にありえます。
「流れ弾」の意味
流れ弾とは、特定の場面に居合わせてしまったことが原因で、災難を被る状況のことです。
自分は何かをしたわけではないとしても、他人がしたことが原因で、そしてその場に自分がいたことも相まって、自分に被害が及ぶというケースで使っていきます。
流れ弾という言い方はそんなに多用するわけではないものの、割と使われやすい表現であると言えると思われるのです。
「巻き添え」と「流れ弾」の用法や用例
「車がコンビニに突っ込んでいったらしいな。
単なる自動車事故では終わらず、その周りにいた人たちも巻き添えを食らうという、なんとも言えない状況になってしまったわけだ。」
「社内の人間がミスをしたときには、その場にいた人間がなぜフォローできなかったのかと責められることがある。
まさに流れ弾を食らったような気分だよ。」
巻き添えと流れ弾は同じような意味と言える。
巻き添えと流れ弾はそこまで意味は変わりません。
こういった言葉はともに何らかの出来事にかかわっていない、原因を作っていない人たちが、その出来事の被害を受けるという意味で使っていきます。
ある意味理不尽とも言えるような場面で使用する言葉になるので、そこは特徴と言えます。
表現としてはそこそこ有名なので、知っている人は多いはずです。