洗いざらいは「何もかも、隈なくという意味のこと」。
つまり、全部という意味であり、そういう部分を強調したいときに使っていく言葉になるのです。
根こそぎは「根まで全部抜き取ること、余すことなく全部という状況のこと」。
意味は洗いざらいとほぼ変わりません。
全部という部分を強調したいときに使う言葉と言えるのです。
「洗いざらい」の意味
洗いざらいとは、何もかも、隈なくという意味のことです。
全部という意味になりますから、そういうシーンで使っていきます。
洗いざらいという言葉は悪事などに対して使われることが多いと言えるでしょう。
特定の人の悪事を全部暴こうとするようなシーンで頻繁に使用される言葉になるので、そういった点を特に知っておくべきです。
「根こそぎ」の意味
根こそぎとは、根まで全部抜き取ること、余すことなく全部という状況のことです。
余すことなく全部ということなので、洗いざらいとの違いはほぼないでしょう。
ただ、洗いざらいは現実的には使用する場面が割と限定されていますが、根こそぎについてはそういう部分は特にありません。
そこは知っておかないといけない部分です。
「洗いざらい」と「根こそぎ」の用法や用例
「今回の件でお前の過去の犯罪歴をしっかり調べることにする。
つまり、お前の過去の悪事が洗いざらいチェックされて、白日のもとにさらされるわけだ。」
「この前近所で空き巣の被害が起きたらしいんだけど、家の中のものが根こそぎ持ってかれてしまったみたい。
本当に残ったものは金銭的価値がないものばかりで、かなりやられたんだ。」
洗いざらいと根こそぎは全部を意味する言葉
洗いざらいと根こそぎはは同じような意味の言葉として使用していきます。
どちらも全部、余すことなくといった意味であり、両者は意味においては特に変わらない状況となっているのです。
使用頻度も大して変わらないと言え、同じくらいよく使うので、この点からも差を見つけることは難しいでしょう。
かなり似た表現と評価できます。
