明言は「はっきりと言うこと」。

もやもやしたような言い方ではなく、しっかりと言い切るようなケースが見られたときに使う言葉です。

かなり有名な言葉になるでしょう。

確言は「はっきりとした言葉のこと、はっきりと言い切ること」。

後者については明言と同じ意味になります。

ただ、前者は確言独特の意味になると言えるでしょう。

「明言」の意味

明言とは、はっきりと言うことです。

もやもやしたような、中途半端な言い方をせずに、こうであると言ってしまうケースで使います。

その口調からはかなりの自信が感じられるので、実際にその内容が間違っているケースはほとんどないのではなかと思われます。

それなりに見聞きしやすい有名な言葉なので、知っている人が大半です。

「確言」の意味

確言とは、はっきりとした言葉のこと、はっきりと言い切ることです。

どちらかと言えば、後者の意味で使われることが多いでしょう。

あやふや言い方をしないで、こうであると言い切るようなときに使っていくことになります。

名言と意味は大差ないですが、どうしても知名度が落ちるので、確言という言い方をする機会は多くないです。

「明言」と「確言」の用法や用例

「うちのチームの監督は、今日の試合はまともに戦ったら勝てないと明言した。

したがって、いつもとは違う戦い方を実践することになりそうだ。

まともに戦っても無駄ということなのだろう。」

「マスコミが選挙の動向を確言すると、有権者としてはやる気がなくなり、投票しても無意味だと思ってしまう。

マスコミはそういう状況をむしろ狙っているのかもしれないが。」

明言と確言は同じような場面で使える

明言と確言はどちらもきっぱりと言い切る、曖昧な言い方をしないといった意味になります。

だから、意味は特に変わりません。

両方とも使用する場面はほぼ同じと言えるのです。

でも、明言に関しては多くは知っているでしょうけど、確言については多くは知らない可能性が高く、そういう部分で違いがあると評価できると思われます。

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