笑止の沙汰は「とんでもなくバカバカしいと感じさせる状況のこと」。

思わず笑ってしまう、そんな状況において使う言葉なので、意味は理解しやすいはずです。

狂気の沙汰は「特定の行動について、常軌を逸していると感じられる状況のこと」。

異常である、明らかにおかしいと感じるようなシーンで使っていきます。

周りの人間は恐怖を感じている場合もあると言えます。

「笑止の沙汰」の意味

笑止の沙汰とは、とんでもなくバカバカしいと感じさせる状況のことです。

思わず笑ってしまうような、珍しいと言える光景に対して使っていく言葉ですけど、滅多に見られないくらいに面白いと言える場面でしか使いません。

したがって、これはそんなに頻繁に使われる言葉ではないので、そこは念のために頭に入れておくといいのではないかと思われます。

「狂気の沙汰」の意味

狂気の沙汰とは、特定の行動について、常軌を逸していると感じられる状況のことです。

普通の人と違うため、ちょっとした恐怖心などを感じる場面で使っていく言葉と言えるでしょう。

実際に狂気の沙汰という表現を使うときには、かなり物騒にも思える光景が広がっていることもあり、かなり注意をしないといけないケースもあるのです。

「笑止の沙汰」と「狂気の沙汰」の用法や用例

「このテレビ番組は本当にバカバカしいんだが、思わず笑ってしまう状況であり、毎週見てしまうんだよな。

本当に笑止の沙汰としか思えないんだよね。」

「あいつを怒らせると何をするか分からない。

以前、想像できないほどに暴れて、狂気の沙汰であると感じたことがあったから。

だから、あいつだけは絶対に怒らせてはいけないんだ。」

笑止の沙汰と狂気の沙汰は使用する場面が違う

笑止の沙汰と狂気の沙汰は表現としては似ていますが、意味が異なっているので、使用する場面にも違いがあります。

笑止の沙汰はバカバカしいと感じるケースで使っていきますけど、狂気の沙汰は異常とも思える、恐怖心を感じるようなケースで使っていくのです。

したがって、これらの言葉は明らかに異なる点があるため、区別は容易でしょう。

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