かち割るは「割ったうえで2つにすること」。
特定のものを割って、2つに分けるようなシーンで使っていく言葉であると言えます。
ぶった切るは「勢いよく切ること」。
特定のものを躊躇なく、勢いをつけたうえで切るようなシーンで使っていきます。
こちらも結果的には2つに割れることが多いですから、かち割ると同じような意味と評価できるはずです。
「かち割る」の意味
かち割るとは、割ったうえで2つにすることです。
2つになるように割るという言い方もできます。
ただ、たいていのケースでは、割った結果2つになるので、そこまで強調するような状況ではありません。
したがって、かち割るという表現自体、あまり頻繁に使われるものではないのです。
でも、たまに聞く可能性はあるので知っておきましょう。
「ぶった切る」の意味
ぶった切るとは、勢いよく切ることです。
勢いがついている状態できるので、そこは特徴と言えるでしょう。
ただ、このぶった切るについても、結果としては2つに割れている状況になることが多く、光景としてはかち割ると大して変わらないはずです。
つまり、切っている光景そのものに違いがある言葉なので、そこで区別をしていく必要があります。
「かち割る」と「ぶった切る」の用法や用例
「薪をかち割ると非常に気持ちがいいな。
やはり真っ二つに分かれるから、その瞬間が非常に爽快と言えるんだよ。
癖になるから、1度やってみるといいと思う。」
「この作業は、いろいろなものをぶった切ることができるからかなり面白い。
ストレス解消になるし、滅多にない機会だから、存分に楽しんでいきたいと思うんだよね。」
かち割るとぶった切るは結果は同じ
かち割るとぶった切るについては、どちらも何らかのものを割る、切るという意味で使っていきます。
そして、その結果の光景に関しては、ほぼ同じと言えます。
ただ、ぶった切るの方が切るときの勢いがついているので、そこに両者の違いがあると言えるでしょう。
両者ともにそんなに頻繁に使用する言葉ではないため、馴染みは感じづらいかもしれません。