二つ返事は「快諾すること」。
「快諾」と言い換えると分かりやすい。
ハイハイは「繰り返しの返事のこと」。
「繰り返し」と言い換えると分かりやすい。
「二つ返事」は人からものを頼まれた場合に、何ら条件を付けずに快諾することです。
「お願いします」「はい、分かりました」と言うことです。
「ハイハイ」は「ハイ」と一回言えば良いのに返事を繰り返すことで、「仕方ない」と言うニュアンスがあります。
「二つ返事」は快諾返事
「二つ返事」は快く承知をすることです。
何か聞き返すことや条件を付けることなどはしません。
「良く分かっているのだから、承知しました」と言うことなので、「ハイ」と一言を言うことです。
「すみませんが、少々お金をお借りしたいのですが」に対して、「ああ、いいよ」と「二つ返事」をすることです。
「なんで」や「またか」などとは言わないのです。
「ハイハイ」は返事の繰り返し
「ハイハイ」は「仕方がないな」と言う意味がこめられ、相手を小馬鹿にしてもいますから、「返事は一回で良い」とたしなめられることになります。
同じように「分かった、分かった」「うんうん」などがあります。
「ハイハイハイ」などになると相手を完全に馬鹿にしています。
やはり、返事は一回が無難なのです。
特に目上の人に対しては使ってはいけない言葉です。
「ハイ」は「二つ返事」のこと、「ハイハイ」は繰り返し返事のこと
「ハイ」と一回の返事は気持ちの良いもので、頼まれた場合や命令を受けた場合などは「二つ返事」となります。
「どうだ、出来るか」に対する「ハイ、出来ます」が該当します。
「ダラダラしないでさっさとしたらどうだ」に対して「ハイハイ、分かりました」は二つ返事ではありません。
「仕方ないな、分かったよ」と言う意味になります。
「二つ返事」」と「ハイハイ」とは
「二つ返事」はものを依頼されたときに快諾をすることで、「ハイ、分かりました」と言うことです。
「どうしてですか」「なぜですか」「ちょっと待ってください」などとは言いません。
「ハイハイ」は承諾をするのですが、「仕方なく、渋々と」と言うニュアンスがある言葉です。
絶対に目上の人には使えませんが、親が言われた場合などに使われています。