ねちっこいは「態度がねちねちしている状況のこと」。
ねちねちしていて嫌らしさを感じるようなシーンで使っていく言葉です。
特定の人間の性格面などを否定するときによく使われる表現と言えます。
執念深いは「諦めが悪いこと、特定のものや人に執着すること」。
どちらの意味でも使っていく言葉と言えます。
特定の人間に対して憎悪の気持ちを抱き続けているようなケースで使うことが多いです。
「ねちっこい」の意味
ねちっこいとは、態度がねちねちしている状況のことです。
非常に漠然としていますけど、基本的にはネガティブな意味で使われる言葉です。
ネチネチと嫌らしいことをしてくる、そういったケースでよく使われると言えるでしょう。
ねちっこい性格といった言い方をする場合が、嫌らしい性格をしていると感じたときによく使われます。
「執念深い」の意味
執念深いとは、諦めが悪いこと、特定のものや人に執着することです。
何かしら恨みなどを持っている場合に、その対象となる相手に対して執着するようなケースで使うことが多いでしょう。
いろいろなシーンで使えるものの、その人に対する恨みを捨てることができない、そういう状況こそが執念深いという言葉において顕著なケースになるはずです。
「ねちっこい」と「執念深い」の用法や用例
「あの人ってなんだかねちっこい性格をしているよね。
確かに私が失敗したのは事実だけど、そのことをまだ指摘してくるんだよ。
ちょっとしつこすぎるでしょう。」
「学生時代にいじめを受けた俺は、自分をいじめていた相手をいまだに恨んでいる。
社会人になってもその気持ちは全く変わらないわけだが、俺は相当執念深い性格なのかな。」
ねちっこいと執念深いはしつこいという意味がある
ねちっこいと執念深いはどちらもしつこいという意味があります。
したがって、両者は似たような面を持っていると言えるのです。
ただ、何がしつこいのかという部分についてはちょっと違いがあるため、意味が全く同じというわけではありません。
そのために使用する場面に関しては違いがあるので、そこについては知っておくようにしましょう。