さもしいは「心が汚くて、卑しく感じられる状況のこと」。
特定の人間の態度などから、そういった部分を感じられるようなときに使っていきます。
かなりネガティブな言葉なので、そこまで頻繁には使われませんが。
あさましいは「酷く嘆かわしいこと、卑しいと感じられる状況のこと」。
さもしいにやや意味は似ている言葉です。
このあさましいという言葉に関してもそこまで頻繁に使われる感じではありません。
「さもしい」の意味
さもしいとは、心が汚くて、卑しく感じられる状況のことです。
言動などに関して、そのような印象を浮かべるシーンで使っていく言葉と言えます。
したがって、特定の人間性を否定する際によく使われる言葉であると言えるでしょう。
しかし、表現としてはそんなにメジャーではないので、そこまで使われる機会は多くないと言えるでしょう。
「あさましい」の意味
あさましいとは、酷く嘆かわしいこと、卑しいと感じられる状況のことです。
こちらも特定の人間の言動などに対して使用される言葉であり、同じような性質を持っていると評価できます。
あさましいの方が言葉としてはややメジャーと評価できるでしょうから、日常生活の中で見聞きする機会がそれなりにあるのではないかと思われます。
「さもしい」と「あさましい」の用法や用例
「あの人はなんてさもしい人間性なんだろうか。
普通の人であれば、あんな行動をとることはできないと思うんだけど。
それが平然とできるということは、普通の人とは違う部分を持っているのだろう。」
「この成績では志望校どころか、どこの高校にも受からないんじゃないか。
自分で言うのもなんだが、非常にあさましい状況に思えてくる。」
さもしいとあさましいは人間性を否定する言葉
さもしいとあさましいはそれぞれ心が汚い、卑しいといった意味で使われる言葉です。
したがって、ともに人間性を否定する際に使われることが多いと言えます。
しかし、人間性以外に関しても使うことができる可能性があり、例えばあさましいは酷く嘆かわしいという意味がありますけど、これはもっと幅広く使用することができるでしょう。