ギミックは「注目を引かせるためのちょっとした仕掛けのこと」。
見た人からすれば、興味を持ちやすい、ちょっとびっくりしやすいといった状況になることも多いですが、そういう些細な仕掛けのことをギミックと表現するのです。
トリックは「人を欺くための仕掛けのこと」。
なぜそうなるのか分からないと感じるような状況において、実はこういう仕掛けになっていたというものがトリックです。
「ギミック」の意味
ギミックとは、注目を引かせるためのちょっとした仕掛けのことです。
注目を引くことができるような仕掛けそれ自体を指しており、周囲の人間からすれば思わず見とれてしまう、驚いてしまうような状況に感じられるでしょう。
そういう目的で存在しているものがギミックであり、気付かないうちのそのような場面に遭遇している可能性は大いにあります。
「トリック」の意味
トリックとは、人を欺くための仕掛けのことです。
人を騙したりするために存在する仕掛けで、実際の状況と見えている状況が異なるようなシーンで使うことが多いです。
つまり、実際の状況を欺いて見せるようなシーンで使われるのがトリックになります。
ミステリーなどの作品では、このトリックという言葉はよく使われていると評価できます。
「ギミック」と「トリック」の用法や用例
「このおもちゃはちょっとかわったギミックを採用している。
したがって、多くが想像している者とは違った遊び方ができるんだ。
そこに魅力が存在しているんだよ。」
「この事件は明らかにトリックが使われている。
したがって、そのトリックによって、私たちは事実とは違った結論を導き出そうとしているんだ。
そこに気を付けないといけない。」
ギミックとトリックはどちらも仕掛けを表している
ギミックとトリックに関しては、どちらも何らかの仕掛けにかかわる言葉と言えます。
したがって、特定の目的を達成するための仕掛けに対して使っていく言葉なのです。
でも、それぞれを使う場面は異なっており、ギミックは人の注目を引く必要があるシーンで、トリックは人を騙す必要があるシーンで使用していくので、そこがポイントです。