札付きは「悪いことで定評があること」。
たいていは人に対して使用される言葉ですが、悪いことで有名であるという意味になります。
札付きの悪といった言い方がありますが、札付き自体に悪いという意味がすでに込められているのです。
折り紙付きは「品質や価値が一定程度あることが保証されている状態のこと」。
鑑定を受けている、評価を受けているなどの状況により、人やものの品質、価値がきちんと存在していると認められるシーンで使っていきます。
「札付き」の意味
札付きとは、悪いことで定評があることです。
札付きの悪といった言い方をすることがよくありますけど、札付きだけでも悪いという意味を含んでいるということです。
この札付きに関しては、悪い部分を強調する際に使用されるので、そこまで頻繁に見聞きすることはないでしょう。
でも、多くが知っている言葉であると言えるはずです。
「折り紙付き」の意味
折り紙付きとは、品質や価値が一定程度あることが保証されている状態のことです。
何かしら信頼のおける要素により、品質や価値が担保されているようなケースで使っていく言葉です。
だから、折り紙付きというのは、いい意味で使用される言葉と言えるのです。
実際はすでに鑑定を受けているなどの状況が想定されると評価できます。
「札付き」と「折り紙付き」の用法や用例
「あの人は完全に札付きだから、近づかない方がいいぞ。
過去に暴力事件や傷害事件を何度も起こしてきたような人間だから。
怒ると何をするか分からないと言えるだろう。」
「この壺は有名な鑑定士からすでに希少な存在と評価されているものだ。
したがって、折り紙付きの一品だから、安心して購入することができるのではないだろうか。」
札付きと折り紙付きは使用する場面が異なる
札付きと折り紙付きは似ている意味ではあるものの、使用する場面に違いがあります。
札付きは悪い場面で使用していき、折り紙付きはいい場面で使用していくので、それぞれはそのような点で違いが存在しています。
つまり、言葉に対するイメージが異なっている状況です。
だから、両者は割と区別しやすい面を持っていると評価できるはずです。