吹っ切れるは「わだかまりなどがなくなって、気持ちが楽になること」。

今まで心の中に存在していた何かしらの気になる問題が消え、すっきりしたような気分になる状況を指しています。

踏ん切りがつくは「迷っていたことに関して、決心がつくこと」。

今まで散々迷っていたことに関して、ようやく1つの決断ができたシーンで使っていく言葉です。

気分的には吹っ切れるに近いかもしれないです。

「吹っ切れる」の意味

吹っ切れるとは、わだかまりなどがなくなって、気持ちが楽になることです。

それまで悩んでいたもの、自分を苦しめていたものが消えたことにより、精神的に楽になったと言えるケースで使用していきます。

すっきりした感覚を味わうことができるので、気分が一気に良くなり、機嫌までよくなるようなケースも含まれると言えるでしょう。

「踏ん切りがつく」の意味

踏ん切りがつくとは、迷っていたことに関して、決心がつくことです。

今までどうしようか迷っていた部分について、ようやく決断できた、1つの答えを出すことができたと言えるシーンにて使っていく言葉です。

踏ん切りがつくについても、すっきりするような感覚を味わうことができ、それまでと比べて精神的に楽になる感覚があるはずです。

「吹っ切れる」と「踏ん切りがつく」の用法や用例

「俺は今までいろいろな人に告白をしてきて、全てフラれてきた。

そんな状況を経験したがゆえに、完全に吹っ切れてしまい、フラれることを恐れる気持ちが消えてしまったよ。」

「今まで悩んできたけど、ようやく踏ん切りがついたよ。

滑り止めの大学に進学することにする。

大学は偏差値じゃないと思い始めて、心境が変わり始めたんだ。」

吹っ切れると踏ん切りがつくは同じような精神状態

吹っ切れると踏ん切りがつくは、どちらも自分の中に存在していたモヤモヤした部分が消える状況を表しています。

したがって、一気に気分が楽になる、そういう精神状態を表しているのです。

両者は結果的に同じような精神状態となるため、意味が全く同じとは言えないものの、似ている部分はかなりあると評価できると思われるのです。

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