「まどろみ」と「うたた寝」の違い・意味と使い方・由来や例文

まどろみは「少しの間寝てしまうこと、うとうとすること」。

完全に寝入っているとは言い難いものの、半分寝ている、意識を失いかけているといった状況で使っていきます。

ただ、あまりメジャーな言葉ではありません。

うたた寝は「寝るつもりはないのに、寝てしまいそうな状況のこと」。

完全に寝ているわけではないものの、今にも意識を失いそうな状況において使用します。

まどろみに状況はかなり似ていると言えます。

「まどろみ」の意味

まどろみとは、少しの間寝てしまうこと、うとうとすることです。

完全に寝込んでいるわけではないものの、若干寝入ってしまっているような、そんな微妙な状況で使っていきます。

ただ、まどろみという表現を使うことはあまりありません。

うとうとするとか、そういう言い方の方が有名ですから、そっちを使う人が多いと言えます。

うたた寝とは、寝るつもりはないのに、寝てしまいそうな状況のことです。

本人は寝るつもりがないのに、今にも眠ってしまいそうな、そんな状況において使っていく言葉です。

したがって、こちらも完全に寝ているわけではありませんが、寝ている状況に近いような場面で使っていきます。

うたた寝は非常に有名な言葉と言えるでしょう。

「まどろみの状況にあると、無意識のうちに寝てしまうようなことがある。

どうしても仕事で疲れていて、おまけに睡眠時間が十分にとれないと、そういう状況に遭遇しやすいんだ。」

「うたた寝をしてしまうことが最近よくあるんだが、それだけ疲れているのかな。

睡眠時間が不足している自覚はあるから、もう少し早く寝た方がいいかもしれない。」

まどろみとうたた寝については、状況としてはかなり似ています。

どちらも完全に寝入っているわけではないものの、今にも寝てしまいそうな状況を表しているのです。

したがって、両者は意味はほとんど変わりません。

しかし、まどろみとうたた寝は知名度に明らかな違いがあります。

まどろみはあまり知られていませんが、うたた寝はかなり有名と評価できます。