タダ働きは「報酬なしで労働をすること」。
本来は報酬をもらったうえで労働者は働きますけど、タダ働きではその報酬が0円です。
ただ、それに納得して働くケースを含みます。
サービス残業は「報酬なしで残業をすること」。
残業は労働の一部なので、タダ働きと同じような意味になります。
しかし、サービス残業は基本的には会社が強制するケースが大半です。
「タダ働き」の意味
タダ働きとは、報酬なしで労働をすることです。
労働というのは一定額の給料をもらったうえで行うのが普通ですが、それをあえてもらわないで、報酬と言えるものなしで行う際にはタダ働きという言葉が使用されます。
でも、タダ働きは進んでそういった行為をするケースも含むので、そこは大きなポイントと評価できるでしょう。
必ずしも強制ではありません。
「サービス残業」の意味
サービス残業とは、報酬なしで残業をすることです。
通常であれば、残業においても給料が発生するので、報酬をもらうことができますが、サービス残業は報酬なしで残業をするためにタダで労働をする状況と同じであり、タダ働きとの違いはあまりないです。
しかし、サービス残業は自らやる人間はほとんどおらず、仕方なくやっているケースが大半です。
「タダ働き」と「サービス残業」の用法や用例
「タダ働きは何だか損した気分だけど、労働をするというのはなんとなく気分がいいものだな。
誰かの役に立っている状況なわけだから、それ自体は悪くないものだろう。」
「サービス残業は違法であり、あってはいけないものだが、多くの会社で存在しているため、常識みたいな状況になっている。
労働者としては納得いかない光景だよね。」
タダ働きとサービス残業は微妙な違いがある
タダ働きとサービス残業はどちらも報酬なしで労働をするという状況であり、その点では同じ意味の言葉と言えます。
でも、タダ働きに関しては、会社などで雇われたうえで行う労働のみを指しているわけではないので、自らそういう行為をするケースがありえます。
サービス残業は基本的に自らやることは考えづらいため、そこに違いがあるのです。