軒並みは「たくさんの連なった家々の全部のこと」。
要するにたくさんあるものに関して全てという意味になります。
あれもこれもという扱いになるでしょう。
何もかもは「ありとあらゆるもののこと」。
範囲として含むものがかなり多い、ほぼ全てと言えるような状況で使っていく言葉です。
多くの人にとって、割と口癖のような感じで何気なく出てくるような言葉と評価できるでしょう。
「軒並み」の意味
軒並みとは、たくさんの連なった家々の全部のことです。
したがって、本来は家に対して使用していく言葉であると言えますけど、実際はたくさんあるものに対して使っていくのです。
対象になるものはなんでもよくて、非常に多くのものに対して使用することができます。
軒並みという言葉は有名なので、いろいろな機会で見聞きする人が多いと言えるはずです。
「何もかも」の意味
何もかもとは、ありとあらゆるもののことです。
どんなものでも対象になるという言い方になりますから、何もかもという言葉は軒並みにかなり近い意味と解釈できます。
特に条件を限定せずに、いろいろなものに対して使っていくことができるのが特徴と言えるでしょう。
何もかもという表現は、ついつい口癖のように出ている人も多いと思われます。
「軒並み」と「何もかも」の用法や用例
「今年に関しては、このチームの選手は軒並み不調だな。
みんな前年よりも成績を落としている感じだし。
だから、今年はチームの成績もあまり期待できそうにないな。」
「人生では何もかもうまくいくということは通常ありえない。
少なからず何かは失敗することになり、挫折を経験するのではないだろうか。
それが普通の人生と言えるだろう。」
軒並みと何もかもは意味はほぼ変わらない
軒並みと何もかもについては、意味の差はほぼありません。
元々の意味で言えば、軒並みは家に対して使っていくものですけど、実際はありとあらゆるものに使用している現状があるので、何もかもと同じ意味と解釈できます。
だから、両者は同じような場面で使用できる言葉と評価できるので、そこに関して頭に入れておくと良いです。