嘘つきは「虚偽の話をすること、約束を破ること」。
「捏造」「作り話」と言い換えると分かりやすい。
二枚舌は「一つの事柄で二つの相反することを同一の人が言うこと」。
「矛盾」「嘘つき」と言い換えると分かりやすい。
嘘は都合が良くても信用を無くすことです。
二枚舌は同じもの事に付いて二つの違う話を別人に言うこと・矛盾したことを言うことで、嘘を付いていることになります。
「嘘つき」は泥棒の始まり
「嘘つき」は泥棒の始まりと良く言われますが、原則いけないこととされています。
嘘も方便と言うことがあり、仕方ない時は止むを得ません。
以前、約束したことを翻す行為は「嘘つき」と言われます。
信用も無くなるのです。
特別の事情があれば納得するのですが、平然と破ることは納得出来ないものです。
また、捏造することやでっち上げをすること作り話も全部嘘になります。
「二枚舌」は嘘
「二枚舌」は例えば二人の人にそれぞれあることを話す場合、違うことを言うことです。
一方は正しい可能性はあるものの、他方は嘘になります。
勿論、どちらも嘘のこともあります。
「二枚舌は一方にゴマをすり、他方にゴマをすった人の悪口を言うことです」「さんざん非難した相手に、よりを戻そうと甘い言葉を掛けることも二枚舌と言い、あきれた態度になります。
「嘘つき」も「二枚舌」も卑怯
「嘘つき」の人は平気で「二枚舌」を使います。
どちらにも良い顔をするわけですから、蝙蝠の様な人になります。
いつか嘘は発覚して、信用は両方から失います。
そのような行為は卑怯そのものでしょう。
また、「嘘つき」の典型例は詐欺やオレオレ詐欺です。
嘘を並べて信用させ金品を騙しとるのですから、卑怯の極みと言えます。
「嘘つき」と「二枚舌」とは
「嘘つき」は事実でないことを事実の様に言い、相手を騙す人を言います。
「二枚舌」は矛盾したことを別々の人に言うことです。
どちらも嘘となり、卑怯な行為となります。
オレオレ詐欺・特殊詐欺などは高齢者を巧みに騙し、高額なお金をだまし取るもので「嘘つき」の典型です。
また、「二枚舌外交」と言う言葉が相応しい国も世界にはあります。