極めるは「これ以上上がないと言えるところまで高めること」。
何かしらの努力をするにあたって、これ以上能力を高めることはできないと言える限界までやり切るようなシーンで使っていく言葉です。
究めるは「物事に関して、できるだけ明らかにすること」。
何かを調べたりする際に、できるだけ細かい部分まで判明するような徹底さを見せていく際に使っていく言葉と言えるでしょう。
「極める」の意味
極めるとは、これ以上上がないと言えるところまで高めることです。
特定の努力をするときに限界まで行う状況を指しています。
限界というのは、それ以上上がないという意味になるので、最大限の努力をしたと評価できるでしょう。
実際、極めるという言葉は好きなものを突き詰めるときに使うことが多いです。
むしろ好きなものじゃないと限界までは行えないでしょう。
「究める」の意味
究めるとは、物事に関して、できるだけ明らかにすることです。
何かを調べる際に、これ以上解明する部分がないと言えるようなシーンで使っていきます。
基本的には研究に関する場面で使うことが多く、それ以外のシーンで見ることはないでしょう。
研究に携わっている人が少ない以上、多くの人たちにとっては馴染みを感じづらい言葉と評価できるはずです。
「極める」と「究める」の用法や用例
「ゲームが好きな人はクリアしてもまだやり続けることがあるみたいだな。
完璧を目指す人たちは、1つのタイトルを極めることが多く、ものすごい時間を費やしていくんだ。」
「研究においてはとことん究める人がいる。
そういった人たちがいるからこそ世の中で判明した事実もたくさんあるだろうな。
研究に没頭する才能を持った人もいるということだ。」
極めるとと究めるは多大な努力をすること
極めると究めるはどちらも多大な努力をすることを意味しています。
極めるは本人の趣味など、好きなことにおいて使いますが、究めるは研究などにおいて使うことが多いです。
したがって、意味は似ているものの、使用する場面が違うのです。
どちらかと言えば、極めるの方が使用する機会は多くなるため、馴染みを感じやすいはずです。