ダラダラは「緩慢な動きでゆっくりと仕事などをすること。」
「怠惰」と言い換えると分かりやすい。
もたもたは「緩慢な動きで非能率的に仕事などをすること」。
「非能率」と言い換えると分かりやすい。
ぐずぐずは「動作が遅く物事が前に進まないこと」。
「遅い」と言い換えると分かりやすい。
ノロノロは「動きが大変に遅く鈍いこと」。
「鈍い」と言い換えると分かりやすい。
「ダラダラ」は怠惰な印象
「ダラダラ」は長い時間・緩慢な動き・覇気のなさなどがイメージされます。
そのような状況であれば「ダラダラするな」と咎められることがあります。
「ダラ」の語源は「垂らす=たら=だら」となり、「ダラダラ」は「タラタラ」を強調した言葉です。
雫が点々と滴る様子から、ゆっくりと時間を掛けて何かをする様子の事を言う様になりました。
「もたもた」は非効率的なこと
「もたもた」は遅々として進まないこと、何かに手間取ること、動きが鈍いこと、することが非効率的なことなどの意味になります。
例えば山歩きの場合、本来準備がしっかりしていれば防げることもいい加減だと「靴の紐がほどけた・荷物が崩れた・ものが落ちた・応急手当のものがない」などがあり手間取り前へ進めない状態のことです。
「ぐずぐす」は緩慢な動作のこと
「ぐずぐず」は動作がゆっくりしていること、緩慢なこと、不平を言うこと、前に進めないこと、ぐずることなどを言います。
「ぐずぐずしていると雨が降ってくるよ」「ぐずぐずしている時間はもうない」「ぐずぐずしないで早く進みなさい」「ぐずぐず言わないでハッキリ言ったらどうだ」「グズグスすると夜が明けるよ」などと使います。
「ノロノロ」は動作が遅いこと
「ノロノロ」は遅れること、前に進まないこと、動きが緩慢なことなどを言います。
「ノロノロと歩く」「ノロノロしてみんなから遅れてしまった」「ノロノロ電車」「ノロノロの亀」「高齢者は皆ノロノロとする」「ノロノロするな」と使います。
語源は「鈍い=のろい」となり、「ノロノロ」はそのような様子を言ったものです。