手順は「特定の物事を行うための順序のこと」。

ある物事を実際に行う際に理想とされてる、守るべきとされる順番について示した言葉と言えます。

手立ては「ある目的を達成するにあたって必要とされる方法のこと」。

方法を示した言葉ではありますけど、順序などの部分も含んでいるので、そういう意味では手順に似ていると言えます。

「手順」の意味

手順とは、特定の物事を行うための順序のことです。

ある物事を行う際に、あらかじめ決まっている方法などに関する言葉と言えますが、あくまでも順番が大切とされる際に使っていきます。

特定の目的を達成するにあたって必要な順序を示したものなので、ある種マニュアルのような存在とも言えるでしょう。

たまに見聞きする言葉です。

「手立て」の意味

手立てとは、ある目的を達成するにあたって必要とされる方法のことです。

特定の目的を達成するために必要な、もしくは理想とされる方法そのものを表した言葉です。

そして、この手立ての中には順序の問題を含む場合が多々あるため、そういう意味では手順に似た意味を持っています。

手立てという言葉もたまに見聞きする可能性があります。

「手順」と「手立て」の用法や用例

「緊急事態においては、こういった手順で対処していくことになる。

実際に緊急事態を迎えると焦ってしまう可能性もあるが、できるだけ冷静に決められた手順を実行するように。」

「この緊急事態にきちんと対処する手立てはないのか。

現状、ピンチと言える状況が続いているが、この窮地を脱する方法はなかなか思いつかない。

このままだとマズイ。」

手順と手立ては同じような意味を持っている

手順と手立てという言葉は、どちらもある目的を達成するため、特定の物事に対処するために必要とされる方法について示した言葉です。

ただ、手順に関してはその順番が非常に重要視されるようなときに使っていくことが多いです。

似た意味の言葉ではありますけど、こういった部分で違いが存在しているので、そこは理解しておきましょう。

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