徹底は「中途半端ではないこと、隅々までいきわたること」。
何らかの行動を妥協なく、しっかりととる際に使う言葉です。
真剣にちゃんとやり切るという意味があるのです。
みっちりは「少しも手を抜くことなく物事を行っていくこと」。
みっちりも真剣にやり切るという意味を持っているので、徹底という言葉にかなり似ています。
「徹底」の意味
徹底とは、中途半端ではないこと、隅々までいきわたることです。
妥協することなく、しっかりとやるという意味で使われます。
実際、徹底という言葉はいろいろなシーンで見聞きすることが多いので、馴染みを感じられる人も多いはずです。
無意識のうちに使用する人も多いでしょうから、割とメジャーな言葉という評価ができると言えます。
「みっちり」の意味
みっちりはとは、少しも手を抜くことなく物事を行っていくことです。
これだけ見れば、徹底との差はよく分からないでしょう。
実際、徹底との違いは非常に微妙です。
物事を念入りに行っていく際に使うので、違いは見分けづらいと言えます。
でも、みっちりに関しては徹底ほどメジャーではないため、使用するシーンは少ない可能性があります。
「徹底」と「みっちり」の用法や用例
「今回の仕事は失敗が許されない。
したがって、隅々まで真剣に、妥協せずに、とにかく徹底的にやっていくぞ。
これ以上不可能なほどに努力をしてもらいたいのだ。」
「数学の試験を受けるときには、とにかく見直しが重要だ。
特に計算ミスを知らないうちにしていることが多々あるからな。
だからこそ、見直しはしつこいくらいにみっちりやるべきだ。」
徹底とみっちりはほぼ同じ意味
徹底とみっちりに関しては、区別がしづらいほどに意味が似ています。
どっちも物事を丁寧に、真剣にやっていくという意味で使うので、同じようなシーンで使用できますし、区別をすることは厳しいでしょう。
しかし、どちらかと言えば徹底の方が言葉としては有名なため、日常生活ではこちらの方が見聞きする可能性は高いかもしれません。