交友は「友達と付き合うこと」。
一般的に友達と遊んだりすることを交友と呼んでいるので、多くの人たちにとっては日常的な光景と言えるはずです。
交際は「人間や国同士が付き合うこと」。
一般的には男女が付き合うという意味で使われることが多いですけど、人間のみならず国に対しても使われるのがポイントです。
そこは知っておく必要があります。
「交友」の意味
交友とは、友達と付き合うことです。
一般的には友達と言える人間と付き合っている状態、仲がいい状態を交友と呼びます。
したがって、多くの人たちにとって当たり前とも言える光景が交友になると評価できます。
しかし、そういった光景が当たり前だとしても、わざわざ交友という表現を使用する機会はあまり多くないというのが実情です。
「交際」の意味
交際とは、人間や国同士が付き合うことです。
人間に関しては、主に男女が付き合う状況を指すことが多いです。
しかし、それに加えて国同士が付き合う状況も指すことがあります。
ただ、国同士の付き合いというのは人間同士の付き合いとはやや意味合いが異なる面があるので、そこは注意しておく必要があります。
国を対象にする点は特徴です。
「交友」と「交際」の用法や用例
「今回の事件は被害者の交友関係が肝になりそうだ。
顔見知りの犯行の線が強いからな。
どういった友達と普段付き合っていたのか、そこについて調べる必要があるだろう。」
「長く交際しているカップルって、どんな秘訣があるんだろうか。
人間は親しくなると、どうしても相手の嫌な部分が見えてくると思うんだけど、そんな状況の中で交際を続けられる秘密を知りたい。」
交友も交際も付き合うこと
交友は友達と付き合うことで、交際は人間や国同士で付き合うことです。
したがって、どちらも付き合うという意味の言葉になります。
でも、その中身は微妙に違います。
それぞれの言葉は付き合うという対象になる部分に差があるため、そこで区別をすることができます。
割と馴染みのある言葉ではあるものの、違いは一応存在しているので覚えておきましょう。