弱音は「弱気になり否定的なことを言うこと。」
「弱気」と言い換えると分かりやすい。
泣き言は「失敗をして後悔すること」。
「後悔」と言い換えると分かりやすい。
弱音は何か大事をする場合、自信が無いために否定的な言葉がつい出てしまうものですが、誰かに叱咤激励してもらいたいためにするものです。
泣き言は大事を失敗した場合に後悔して言うことで、多くの場合言い訳に聞こえることがあります。
「弱音」は大事の前に吐くもの
「弱音」は大事の前につい気が弱くなり、周囲に否定的なことを言ってしまうことです。
多くの場合、本心からではなく誰かに叱咤激励をしてもらうことが目的になります。
大事の度合いが大きいほど、「弱音」は多くなるものです。
「あの対戦相手は強いので勝てるかな」「発表会の舞台に上がる直前に動悸が止まらなくなったと弱気が聞こえてきた」などと使います。
「泣き言」は大事の後に言うもの
「泣き言」は大事が終わり、良い結果にならなかった場合に言う後悔の言葉になります。
多くの場合、本心から出ることが多く周囲に対し言い訳のつもりで言うものです。
大事の程度が小さいほど、「泣き言」は多くなるものです。
「あの対戦相手は強いので、自分の力ではもともと無理だったのだ」「舞台でも上がってしまい、上手にピアノが弾けなかった」などと使います。
「弱音」も「泣き言」も弱気で言うもの
「弱音」は事前に吐き「泣き言」は事後に言う言葉ですが、どちらも弱気な気持でいる場合に出ます。
強気ならば「強がり」「自慢」などになる訳で、そうならないのは弱気であるからです。
「弱音を吐くと、後で泣き言をいうようになるから止めなさい」「泣き言をいうなら、弱音を吐かなければよかったのに」と使い、大事の前の弱気は禁物と言うことです。
「弱音」と「泣き言」
「弱音」は大事の前に叱咤激励を誘うためにすることで、先が思いやられます。
「泣き言」は大事の後に後悔の念から出るもので、言い訳に聞こえます。
大事の前は強気でいることが大事で、弱気になっていると後で「泣き言」を言う羽目になりかねません。
自己暗示と言うことは重要で、大事の前には、自分で良い結果を思い浮かべておくことが大事なのです。