「触る」と「障る」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

触るは「身体の一部が特定の何かに接触すること」。

一般的には手や指などが特定のものに接触する状態を指していますが、それ以外の部位でも使うことができる言葉です。

障るは「特定のものに動きがさえぎられること、害になること」。

障るという言葉はネガティブな意味で使用されることが多いです。

したがって、使用頻度はあまり高くありません。

「触る」の意味

触るとは、身体の一部が特定の何かに接触することです。

手や指などが何かに接触する状態を指すことが多いものの、別の部位においても使うことができます。

人間であれば、日常的に触るという行為を何度もしており、そのたびに意識することはないので、いちいち触るという言葉を使う機会は多くありません。

馴染みはあっても、言葉を使うシーンは多くないのです。

「障る」の意味

障るとは、特定のものに動きがさえぎられること、害になることです。

一般的には何かが原因となり、気分を害すようなシーンで使う言葉と言えます。

したがって、障るという言葉は、特定の人間の機嫌が悪いような状況で使うことが多く、そういった場面を想像しておくと良いでしょう。

障るに関してもそこまで頻繁に使うとは言えません。

「触る」と「障る」の用法や用例

「最近肩が凝ってしまってね。

実際に自分の肩を触るとすごい硬く硬くなっているのが分かる。

日々デスクワークをやっているせいなのかな。」

「最近あの人すごい機嫌が悪い気がするんだが、誰かが気に障るようなことを言ったのではないか。

しばらくしたら元に戻るとは思うものの、仕事に影響が出ないか、ちょっと心配なんだ。」

触ると障るは割と日常的な状況を指す言葉

触ると障るに関しては、それぞれの意味は異なっています。

しかし、両方ともそれが表す状況自体は日常的に存在しやすいものです。

日常的にそれらの状況に遭遇することは多々あるので、多くの人たちにとっては馴染みを感じられる言葉と言えるはずです。

ただ、あえて触るや障るという言葉で表現する機会は多くないと言えるでしょう。

最新の記事はこちらから